投資

医師の投資事情と投資未経験の方へのQ&A

この記事は医師の投資事情と投資に対する間違った認識Q&Aの記事です。

医師の投資・お金事情

医師の6割は投資未経験?!

リクルートドクターズキャリアの調査で、775人の医師にお金に関するアンケート調査を実施したところ以下のような結果になったそうです。

「株式、投資信託など、何らかの投資資産をお持ちですか?」という質問では、

 

 

 

 

 

6割近くが投資未経験ということがわかります。

ちなみに、日本の各世帯が保有する金融資産の割合は以下のような結果です。

日本は現金預金が5割超に対し、株式などリスク資産は1割強という結果です。

やはり医師家庭も同様に安定を重視して投資ではなく預金での貯蓄な傾向が強いと感じます。

投資はやっている人とそうでない人の2極化?!

私自身、ブログ開設してから周りのお医者さん・医師家庭のことを調べるようになったのですが、やはり体感として「やっている人はやっていてやっていない人はやっていない」という印象です。

なぜそう感じたかというと、

SNS(特にTwitter)では医師のかたわら投資をされている多くのお医者さんのアカウントが見られます。

言ってしまえば、投資(特に個別株)は企業分析や株価予測、リスク管理などが重要で、「色々な情報からアセスメントして診断、治療して」と、なんだか医療と似ており、業種的に向いているのでは感じます。

しかし、現実的に夫が医師である同じような境遇の友人の話を聞くと

忙しいから私が管理しているよ

という家計は妻に一任しているという家庭も少なくないです。

投資は気になるけど怖い

と消極的な意見も。

確かに以前の私もそっちよりの意見で、夫「株でもやってみれば~」の一言がなければ今も気づかず生活していたと思います。

関連記事:銀行預金にしか貯金してこなかった私が資産運用をはじめたワケ

そこで、以下はそんな投資へ一歩踏み出せない6割の方に以前の私も思っていた投資に対するQ&Aを解説していきたいと思います。

お金や投資の間違った認識Q&A

Q1.株価とか毎日追わなきゃいけないでしょ?

答えは、投資手法によるです。

これは、過去私も一番思っていたことで「投資というと難しくて色々調べなきゃだめなんでしょ」と。

たしかに、短期的な個別株投資やFXなどの短期的な投資は日々の株価やチャートのチェックが必要です。正直、「投資が趣味です」という方くらいじゃなきゃ続かないし、多忙な医師には時間的に難しいです、たぶん。

しかし、投資信託などは日々の株価に左右されず淡々と積み立てるだけなので毎日の株価などのチェックは不要です。

なので、つみたてNISAやiDecoを活用したインデックス投資での長期運用が良いと考えます。

こぶ
こぶ
我が家も積立投資が資産運用の核です

Q2.投資は9割が負けるってほんと?

たしかに投資の世界は保険の運用者や機関投資家など超頭の良いプロがうじゃうじゃたくさんいる中で戦う頭脳戦なので、個人が短期的に勝つのは難しいと思います。

しかし、私たち個人の最大の武器は「長期保有できる」ことです。

明確な目標と正しい投資先と方法で投資をすれば長期的な目で見れば負けることは少ないと考えています。

関連記事:医師の資産運用や投資の最適解について解説!

Q3.高収入の医師だからそのまま貯めておけばいいでしょ?

答えは、Noです。

親世代の時は、預金金利も高く、生命保険でも増えたので「定期預金をして、生命保険に入る」のが通例でしたが、今は時代が変わってきています。平均寿命も延びています。

しかし、年々上がる税金や社会保険料。平均年収1,000万円前後の医師は増税対象になりやすく、その反面、手当は所得制限に引っ掛かり受けられないケースが多いです。

また、勤務医は開業医と違い経費を使えないため税金のコントロールができません。

国の仕組みや制度なので仕方のないことですが、世の中には知らないだけで、お得な事はたくさんあります。むしろ医師こそ積極的に資産運用をすればより効果的だと思います。

関連記事:【2020年版】まずは現状把握から!勤務医の厳しい税金・手当事情 

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まとめ

やはり、職業柄安定志向が強い傾向にあるのか投資を未経験の方が多いです。

正しい知識と方法で投資をすれば負けることは少ないと考えます。

このブログでは今後も医師に役立つお金の情報を発信していきたいと思います。

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